昨日21日に放送していた「終わりに見た街」見ました。この「終わりに見た街」は1981年山田太一さんの小説とのことで、すでに何度かドラマ化されているようで今回は3度目とのこと
恥ずかしながら私は原作を読んだことはなく、ドラマも今回初めて見ました💦
この物語は、現代の家族が突如として戦時中の日本にタイムスリップし、平和な日常が一瞬で崩れ去るというもの。
家族が時代の違いに苦しみながらも、生き残ろうと時代に馴染もうと、また未来を知っている自分たちにできることは?と必死に戦う姿が描かれています。
現代に生きる私たちがいかに戦争から遠い場所にいるか、そしてその平和がどれほど脆いものか考えさせられました。
そして衝撃的だったのが、(かなりネタバレあり!)ラストシーン!
大泉洋が目覚めた時、そこは戦争中の現代だった…
いや、もしかしたら別の解釈としては、彼らが戻った世界が、もはや「元の世界」ではなく、戦争が始まる可能性が現実化してしまった新たな世界かもしれない。戦争の恐怖が未来にも影を落としており、視聴者に「戦争は終わっていない」というメッセージを伝えているのではないか?
人によって捉え方はさまざまだと思います。私は大泉洋の前に同じ人が違う役職で何度も現れたのは何故?わからないー。原作を読めばもう少し理解できるかもしれますんね!
とにかく心にずっしりと重さが残る作品でした。戦争の記憶を風化させてはいけないというメッセージが強く響き、今の時代だからこそ、意義のある作品だと感じました。